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ハートランドリベラリスト763MH+RSB-23のインプレは?

ベイトロッド

バス釣りではテキサスリグなどのカバー打ちなどで使って、ソルトではアイナメなどのロックフィッシュの釣りにハートランドリベラリスト763MH+RSB-23を検討している人もいるのではないでしょうか?

この記事ではハートランドリベラリスト763MH+RSB-23のインプレと特徴を紹介します。

ハートランドリベラリスト763MH+RSB-23の特徴

ダイワの「ハートランドリベラリスト763MH+RSB-23」は、淡水・海水を問わず、さまざまな魚種をターゲットにした高性能なルアーロッドです。バスのカバーゲームやビッグベイトゲームから、ロックフィッシュやシーバス、青物のボートフィッシングまで、幅広い釣りスタイルに対応できる万能な一本です。そのため、このロッドは釣り人が「今日は何を釣りたいか分からない」という気まぐれにもしっかり応えてくれます。

このロッドの特徴的な要素の一つは、その美しい曲がりです。シリーズ全体に共通するこの特徴を受け継ぎつつも、既存のハートランドとは異なる力強い肉厚の細身レギュラースローテーパーが特徴です。これは、村上晴彦氏が提唱する「バスもターゲットに含む万能竿」として最適化されたブランク構造を持っています。彼の言葉を借りれば「同じ竿で明日は違う魚と遊ぶかもしれない」という自由な精神を体現しています。

コスメティックにもこだわりがあり、紫を基調としたデザインは、室内外や光の具合によって異なる色合いを見せるため、所有者に新しい表情を提供します。和の色名で言えば柘榴や檜皮色、伽羅色、濃紅など、多彩な紫色が使用されています。これは単なる色ではなく、翌日の釣行を控えた釣り人の「願い」を込めたものでもあります。

また、ダイワの最新技術が惜しみなく投入されています。「感性領域設計システム(ESS)」は、ロッドの曲がりと反発力を解析し、数値化することで、釣り人が求める感性を反映したロッドを設計します。さらに、超高密度カーボン「SVF NANOPLUS」により、軽量化と高強度を両立しています。「X45フルシールド」はキャスティングやアクション中のネジレを最小限に抑え、ロッド本来の性能を引き出します。「V-JOINTα」は、ジョイント部の強度と曲がりの美しさを向上させ、キャスト時の操作性を高めています。

リールシートには「AIR SENSOR SEAT」が採用され、カーボンファイバー入りのこのシートは、軽量化と高強度、高感度を実現します。用途に応じた専用設計により、汎用リールシートでは体験できない操作性を提供します。

このように、ハートランドリベラリストはその設計と技術により、バス釣りだけでなく、あらゆる魚種と自由に遊ぶためのロッドとして誕生しました。村上晴彦氏の言葉を借りれば、「バスロッドでありながらバスロッドではない」といった独特の立ち位置を持ちます。ティップが硬くてバットが柔らかい胴調子の設計により、様々なルアーを扱うことができるだけでなく、魚の引きにも耐えうる強さを持っています。彼が追求したのは「バスとハートランドを意識しすぎないこと」でしたが、その結果として生まれたこのロッドは、既存のどのカテゴリーにも収まらない新しいルアーロッドとして完成しました。

最後に、このロッドのカラーが紫である理由についてですが、これは初期ハートランドのイメージカラーを継承しつつ、新しい時代の始まりを祝う意味も込められています。この特別な紫は、夕焼けの空をイメージしたシックかつエグイ色合いで、釣り人にとっての「願い」を表現しています。四半世紀を迎えたハートランドシリーズの新たな展開として、このリベラリストは新しい釣りの楽しさを提供してくれることでしょう。

ハートランドリベラリスト763MH+RSB-23のインプレ

ハートランドリベラリスト763MH+RSB-23のインプレを紹介します。