ダイワのスカイハイ106Mは、サーフや磯での釣りに対応するロングモデルのシーバス・マルチショアロッドだ。シーバスやフラットフィッシュを狙うのはもちろん、磯でのマルスズキゲームにも最適な一本。しなやかなブランク設計により、ミノーやヘビーシンキングペンシル、さらにはワームまで、幅広いルアーを快適に扱うことができる。ロングレングスながら、バランスの良い設計で持ち重りを感じにくく、遠投性能にも優れているため、サーフや磯でのキャストをストレスなく楽しめる。
このロッドの最大の特徴の一つが、ダイワのシーバスロッドとして初めて搭載されたカーボンモノコックリアグリップだ。これにより、デザイン性が向上するとともに、高い剛性がもたらされ、キャスト時のパワーロスが軽減される。結果として、ワンランク上のシャープなキャストフィールを実現し、狙ったポイントに正確にルアーを送り込むことができる。さらに、感度と操作性も向上し、微細なアタリを逃さず捉えることが可能になった。
また、ロッドの基本性能を支えるのが、ダイワ独自のテクノロジーだ。X45構造を採用することで、キャスティングやルアー操作、フッキング、ファイト時に発生するネジレを効果的に抑制。従来のカーボンシートに加え、±45°に配置したカーボン繊維を組み込むことで、ロッド全体のパワー・操作性・感度が飛躍的に向上している。これにより、シャープなキャストや正確なルアーコントロールが可能となり、ストレスなく釣りを楽しめる。
さらに、エアセンサーシートを採用することで、軽量化と高強度、高感度を実現。カーボンファイバーを用いたリールシートは、汎用モデルにはない操作性を提供し、長時間の使用でも快適な握り心地を維持する。特に、サーフや磯でのロングキャストを繰り返す釣りにおいて、その軽量さは大きなアドバンテージとなる。
ブランクには高密度HVFカーボンを採用。従来のカーボン素材に比べ、レジンの量を減らし、カーボン繊維の密度を高めることで、筋肉質でパワフルな仕上がりとなっている。これにより、粘りと強度を兼ね備えたブランクが実現され、シーバスやフラットフィッシュだけでなく、チニングやライトショアジギング、タチウオのワインド釣法など、さまざまなターゲットに対応することができる。
実釣時の快適性を向上させるため、ガイドにはステンレスフレームのKガイドを搭載。糸絡みを軽減し、スムーズなラインの放出をサポートする。また、アルコナイトリング仕様により、ラインへの負担を抑え、ラインブレイクのリスクを低減する。特に、風の強い日や飛距離を重視するシチュエーションでは、このKガイドの恩恵を大いに感じることができるだろう。
ダイワのスカイハイ106Mは、北海道から沖縄まで全国のフィールドに対応する万能なロングロッドだ。シーバスやフラットフィッシュ、マルスズキを狙うアングラーにとって、遠投性能と操作性を両立したこの一本は、頼れる相棒となること間違いない。高品質なブランク、優れたキャストフィール、そして洗練されたデザインを備えたスカイハイ106Mで、思い描いた通りの釣りを楽しんでみてほしい。
スカイハイ106Mのインプレ
スカイハイ106Mのインプレがなかったのでスカイハイシリーズのインプレ動画を紹介します。
