ダイワのハートランドリベラリスト733MLRSS-24は、淡水および海水の多様なフィッシングスタイルに対応する汎用性の高いルアーロッドです。このロッドは、バス釣りをはじめ、トラウトの湖や本流での釣り、ソルトウォーターでのボートキャスティングゲーム、ライトジギング、さらにはロックフィッシュ、シーバス、クロダイなど幅広いターゲットに対応します。その設計には、村上晴彦の自由奔放なフィッシングスタイルの精神が反映されています。
ハートランドリベラリストは、その名前の通り、既存のバスロッドの枠を超えて、あらゆる魚種に対応する「ザ・ルアーロッド」として設計されています。このロッドの特徴的な点は、バスロッドから派生した「バスもターゲットに含む万能竿」であることです。そのため、バスロッド特有の「ティップが軟らかくてバットが硬い先調子」とは異なり、「ティップが硬くてバットが軟らかい胴調子」を持っています。これにより、さまざまな釣り場での適応性が高くなり、使用者は一つのロッドで多様な釣りを楽しむことができます。
このロッドのブランク構造は、初期ハートランドから採用されているチューブラーパワースリムを基にしています。肉厚で細身の胴調子は、竿全体に均一な強度を持たせ、耐久性を高めると同時に、操作性も向上させます。特に、低レジンで軽量かつ高強度なSVF NANOPLUS素材の使用により、重たいルアーのキャストや強い引きにも対応できる性能を備えています。
さらに、ハートランドリベラリストは、DAIWA独自の技術であるX45フルシールドを採用しています。これは、ブランクの先端から45°のカーボンバイアスクロスで最外層を締め上げることで、キャスティング時のネジレを抑制し、キャストアキュラシーを飛躍的に向上させます。加えて、V-JOINTα技術により、ジョイント部の強度と軽量化が実現され、滑らかな曲がりを提供します。
リールシートには、エアセンサーシートを採用しており、軽量化、高強度、高感度を実現しています。このシートは、釣りの用途に応じて専用設計されており、汎用リールシートでは体験できない操作性を提供します。特に、グリップエリアの紫色のデザインは、室内外や光の加減によって色調が変化し、視覚的にも楽しめる仕上がりになっています。
ハートランドリベラリストのもう一つの特徴は、その美しい外観です。リールシート、ブランク、グリップのセパレート部、ダイヤモンドラップ、スレッドに至るまで、複雑な紫色が使用されており、光の加減や視線の角度によって色調が変わります。これは、日本の伝統色である柘榴色、檜皮色、伽羅色、濃紅、薔薇色などの色調を連想させ、所有者に新たな表情を見せる“一紫一会”のコンセプトを体現しています。
このように、ダイワのハートランドリベラリスト733MLRSS-24は、多様なフィッシングスタイルに対応する万能ロッドとして、高い汎用性と操作性、美しいデザインを兼ね備えています。このロッドを手にすれば、釣り人はどんな状況でも自由に釣りを楽しむことができるでしょう。
ハートランドリベラリスト733MLRSS-24のインプレ
ハートランドリベラリスト733MLRSS-24のインプレを紹介します。
初バス釣りにて、初バス✨
届いたばっかりのハートランドリベラリスト733ML入魂💪友達に借りた別誂冴掛でも釣ってしまった笑
冬バスなのに5匹も釣れた😳 pic.twitter.com/ZdopHNoxSf
— 智成 (@Asn712) January 15, 2024
24ハートランドリベラリスト2本を交互に軽く揺するように触ってみたけど、どうしても733のほうが763より手に馴染む感じがして悩んだけど733を買った
この3インチの差でガイドのセッティングもまるで違う2本の違いを試してみたくなった
— ジョン (@AlertJohn21) February 12, 2024