シマノの「インステージS610M」は、シーバス、クロダイ(チヌ)、フラットフィッシュ、サワラなどの青物を含む幅広いターゲットを狙うことを目的として開発されたインショア用ロッドです。このロッドは、ボートから近海を手軽かつ自由に楽しむためのインショアゲームをさらに充実させるために設計されました。価格は46,000円から49,000円(税別)で、発売月はまだ未定です。
インステージS610Mの特徴は、全長6’10″(約2.08m)で並継ぎの2ピース構造を採用し、輸送時の長さは約106.7cmとなっています。ルアーの重さに対応する範囲は7-30gで、ラインの適応力は0.8-2号となっており、これにより10g以下の小型ルアーから100gを超えるビッグベイトまで、幅広いルアーを使ってのゲームに対応可能です。ロッドのグリップ部分には、カーボンモノコック構造を採用しており、これが軽量でありながら高い感度とレスポンス性を提供します。リールシートはUPLOCKタイプで、全体の重量は約98.1gです。
このロッドシリーズのブランクスには、スパイラルXコアが採用されており、これにより高い強度と軽量性、シャープなキャスティング性能を兼ね備えています。また、Xガイド3Dチタンが使用されており、これがライントラブルを減少させると同時にスムーズな糸抜けを実現し、ロッド全体の性能を最大限に引き出します。
インステージシリーズは、インショアゲームをスマートに楽しむためのニューコンセプトロッドとして誕生しました。ボートシーバスロッドをベースに、さらに多様な魚種に対応するための汎用性の高さが特徴です。全7機種がラインナップされており、それぞれが3kgから5kgオーバーの回遊魚にも対応可能なパワーを持ちつつ、目的に応じたスペックをバランスよく展開しています。また、そのデザインは都市部でのスタイリッシュな釣りにもマッチするクールアーバンなイメージを持ち、釣り人に新たな釣りの楽しみ方を提供してくれるでしょう。
インステージS610Mのインプレ
シマノのインステージシリーズのインプレ動画を紹介します。